Q.FP-31は他の検知管や検知器と比較して測定値が低く出る傾向はありますか?
A.ホルムアルデヒドに対する選択性が高く、真値に近い数値が出る為、他の検知管や検知器と比較して測定値が低く出ることがあります。
FP-31はホルムアルデヒドに対する選択性が非常に高いため、
通常の雰囲気下に存在する程度であれば、他のガスの影響はほとんど受けず、真値に近い数値を測定します。
その他検知管や検知器もある程度の選択性は持っていますが、
FP-31より選択性が劣る為、その他ガスの影響により測定値が高く出ることがあります。
なお、測定値の違いを比較できるのは、「同一時間に同一環境で測定した場合」に限られます。
ホルムアルデヒドの濃度は、温度や湿度等により変化するため、
同じ場所であっても測定時間が異なれば、その濃度は変化してしまいます。