Q.現在ホルムアルデヒドに関して法的に認められている判定法は?
公定法として JIS(日本工業規格)K0303 で定められている方法
は以下の 2 つです。
・DNPH-HPLC 法(2, 4-ジニトロフェニルヒドラジン捕集-高速液体クロマトグラフ法)
試料ガス中のホルムアルデヒドを DNPH 溶液がしみ込んだカートリッジに通して捕集したあと、アセトニトリルで溶離し、高速液体クロマトグラフに導入して測定する方法です。
・AHMT 法(4-アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト-1, 2, 4-トリアゾール法)
試料ガス中のホルムアルデヒドを純水に吸収し、水酸化ナトリウム溶液を加えてアルカリ性にした後、AHMT 溶液と過ヨウ酸素溶液を加えて発色させ、紫外線吸光光度法を用いて測定する方法です。