Q. 可燃性ガス検知器 / XP-3110は酸素のない環境でも測定できますか?
A.測定原理(燃焼接触式)上、酸素がない状況では測定ができません。 測定範囲は異なりますが、同メーカーの3140シリーズでしたら測定が可能です。

可燃性ガス検知器 / XP-3110

高濃度ガス検知器 / XP-3140
検知原理:接触燃焼式(CS)
ヒーターと温度計を兼ねる白金線コイル上に貴金属触媒を球状に塗布した構造のセンサです。可燃性ガスの接触燃焼に伴う素子の温度変化を検出します。
- 爆発下限界濃度(LEL)までの可燃性ガスの検出に適しています。
- センサ出力はガス濃度に比例し、高精度です。
- 環境温度、湿度の影響が少なく、安定です。
検知原理:気体熱伝導式 (CT)
セラミックス基板上に製膜した白金膜ヒーターを測温抵抗体として用いる温度計測型のセンサです。気体固有の熱伝導率の違いによって生じる素子の温度変化を検出します。
- 100%までの高濃度ガスの検出に適しています。
- 物理的性質を利用しているため、触媒の劣化などがなく、経時的に安定です。