酸素
酸素の性質
- 無色無臭の気体(液化酸素は淡青色)
- 比重:1.105(空気よりも重い)
- 水に溶けにくい
- 支燃性がある(酸素自体は燃えないが、ほかの燃焼を助ける性質がある)
- 活性が高く、通常の条件ではハロゲン、金、銀、白金以外のほとんどの
元素と反応する

元素としての酸素
原子番号 | 8 | ||
元素記号 | O(Oxygen) | ||
原子量 | 15.999g/mol | ||
分類 | 非金属元素・第16族 |
周期表では第16族酸素族に属する。標準状態では2個の酸素原子が二重結合した無味無臭無色透明の二原子分子である酸素分子 O2 として存在しています。
酸素の用途
銅材の溶接・溶断、医療・登山用の吸入用、製鋼用、科学・化粧品での各種酸化反応、酸素活性汚泥法による公害防止、ロケットの推進剤など
空気中の酸素
地球の大気(空気)の成分は、約99%を酸素と窒素が占めています。このうち酸素は約21%存在し、
人間は呼吸によってこの酸素を体内に取り入れることにより、生命を維持し順応しています。
従って、これ以上の濃度の酸素も必要としない。むしろ高濃度の酸素はかえって有害ともなるものなのです。
