二酸化炭素
二酸化炭素の性質
- 1個の炭素原子(C)と2個の酸素原子(O)から成る
- 無色・刺激臭(腐乱臭)の気体
- 比重: 1.53(空気よりも重い)
- 水に溶けやすい
- 支燃性はない。
(マグネシウム・ナトリウム等は二酸化炭素中でも激しく燃焼する。)
- 安定性が高く、通常の条件下ではいかなる元素・金属とも反応しない。
二酸化炭素の用途
ペニシリン製造、アイスクリーム・バター・チーズなどの保存・低温輸送、冷却、溶接、鋳物用、清涼飲料、消火剤、農薬(殺虫剤)など
二酸化炭素の発生源
石油や石炭など炭素を含む物質が燃焼するとき、酸素(空気)の供給が十分な場合は、完全燃焼して二酸化炭素(CO2)が発生します。
そのため電気を使用する際にも化石燃料を燃焼するため、間接的に二酸化炭素が発生しています。
発電所や工場からの二酸化炭素の発生割合が約6割、運輸部門(自動車)が約2割を占めています。
